技術と努力と青と白~プレミアを制した最後のアンダードッグ~
今シーズンも大詰め、各リーグの優勝チームが続々と決まっています。セリエAでは4シーズン連続優勝を決めたユヴェントス、プレミアリーグでは復帰2年目のモウリーニョ率いるチェルシー、ブンデスリーガでは3年連続でバイエルン、エールディビジではPSVが2008年以来の優勝。リーガ、リーグアン、リーガゾンサグレスではまだ優勝チームが決まっていません。
私は、愛するベティスの試合以外ではプレミアリーグを贔屓にしているのですが、今年のチェルシーは盤石でしたね。CLでは全然ダメでしたが、国内では強かった。というよりほかのチームがダメすぎたかな。ユナイテッドは夏に思い切って動いたけれど、それほどうまくはいかなかったし、昨シーズン優勝まであと一歩の所まで行ったリヴァプールはスアレスを放出して(ここまでは問題ない)バロテッリを獲得するという愚の骨頂をおかして大失速。スタリッジの怪我も痛かったか。シティは相変わらずのらりくらりでCLでまたもや勝てない。
嬉しかったのはサウサンプトンのサプライズと、ハリーケインの活躍。イングランドはケインを大切にしなきゃいけませんよ。
話しが長くなりました。さてさて、今日のお話はプレミアリーグを制覇したあるクラブについてのお話です。
1992年に設立されたプレミアリーグ。プレミアリーグになってから優勝を経験したチームは5チームあります。今シーズン優勝したチェルシー、近年力をつけたマンチェスター・シティ、唯一無敗優勝を達成したアーセナル、最多優勝回数を誇るマンチェスター・ユナイテッド、そしてもう1チーム。どこだかわかりますか。
リヴァプールではありませんよ。
正解は、ブラックバーン・ローヴァーズ。
プレミアリーグ発足当初から見ていた人、コアなフットボールファンならご存知の方も多いはず。実は1994-1995年シーズンに1度だけ優勝しているのです。
このシーズンは、フットボールファンなら一度は見たことがある事件ーー当時ユナイテッドに所属していたエリック・カントナがクリスタル・パレス戦でゴール裏のサポーターに対してとび蹴りをお見舞いしたーーが起きたシーズンです。
ほかには、同年のW杯で活躍したユルゲン・クリンスマンがトッテナムに移籍したり、シーズン中に、前シーズンの得点王でありニューキャッスルで得点を量産していたアンディ・コールがユナイテッドに移籍したりと話題性の高いシーズンでした。ちなみに、当時名古屋グランパスエイトでプレーしていたイングランドのスター、ゲリー・リネカーが引退したのもこの年です。
ローヴァーズはというと、プレミアリーグ設立当初からリヴァプールのレジェンド、ケニー・ダルグリッシュに率いられ着実に力をつけていました。
当時のチームキャプテンは、現アストン・ヴィラ監督のティム・シャーウッド。ボールコントロールに優れたリーダーです。
そして前シーズンにサウサンプトンから移籍してきて大活躍した、エースのアラン・シアラーの相棒役として、前シーズンにノリッジ・シティで得点を量産したクリス・サットンを獲得。これが大当たり。二人だけで49得点をたたき出し、シアラーは34得点で得点王に輝きました。
ルイス・スアレスとダニエル・スタリッジの2トップがSASと呼ばれていましたが、元祖はこちらの二人です。サットンとシアラーでSAS。
ちなみにSASとはイギリス陸軍の特殊部隊の略称です。
シーズン後半から首位の座を守り、最終節、アンフィールドでのリヴァプール戦敗れたものの、2位につけていたユナイテッドがアップトン・パークで行われたウェスト・ハム戦に引き分けたため、勝ち点1差で優勝しました。
このシーズンのプレミアリーグ・マネージャーオブザイヤーにはダルグリッシュが、シアラーは得点王だけでなく、プレーヤーオブザイヤーにも選ばれました。
ちなみに、ヤングプレーヤーオブザイヤーに選ばれたのは、当時20歳のリヴァプールでプレーしていたロビー・ファウラーです。
実はこの1995年、UEFA全体で見ても大きな出来事が起きた年でした。
それは、ボスマン判決。
これにより、EU圏内での移籍が活発になり、戦力の2極化が進みました。現在のお金のあるチームが強いという形も、間接的にはできるきっかけになった一つの重要な出来事です。
それを如実に表しているのが1994-1995シーズンのCLの覇者、アヤックス。
奇将ファン・ハールが率いるチームは、のちに世界に名をとどろかす新進気鋭の若武者ぞろい。決勝ではACミランを1-0で下し、4度目の優勝を果たしました。
翌シーズンもCL決勝まで駒を進めるがユヴェントスにPK戦の末に惜敗。この後、ボスマン判決による影響で主力選手が次々に移籍し、欧州の舞台で目立った成績を上げられなくなってしまいました。
同じように、ローヴァーズも優勝以降は中位以下に位置することがほとんどで、プレミアリーグで目立った成績も残していませんし、現在はチャンピオンシップで戦っています。
今現在のプレミアリーグでは、かなしいかなお金の少ないビッグ5(スパーズもお金はあるが上5チームほどではない)以外のチームが優勝することは、まず不可能でしょう。FAカップやカーリングカップの一発勝負であれば可能性はありますが、長いリーグ戦では無理です。
無理なんだけど、サプライズを期待してしまう。第2のローヴァーズを期待してしまいます。
そんな今だからこそ、アンダードッグ達よ、暴れだせ!!!
それではまた、Cheers~
私は、愛するベティスの試合以外ではプレミアリーグを贔屓にしているのですが、今年のチェルシーは盤石でしたね。CLでは全然ダメでしたが、国内では強かった。というよりほかのチームがダメすぎたかな。ユナイテッドは夏に思い切って動いたけれど、それほどうまくはいかなかったし、昨シーズン優勝まであと一歩の所まで行ったリヴァプールはスアレスを放出して(ここまでは問題ない)バロテッリを獲得するという愚の骨頂をおかして大失速。スタリッジの怪我も痛かったか。シティは相変わらずのらりくらりでCLでまたもや勝てない。
嬉しかったのはサウサンプトンのサプライズと、ハリーケインの活躍。イングランドはケインを大切にしなきゃいけませんよ。
話しが長くなりました。さてさて、今日のお話はプレミアリーグを制覇したあるクラブについてのお話です。
1992年に設立されたプレミアリーグ。プレミアリーグになってから優勝を経験したチームは5チームあります。今シーズン優勝したチェルシー、近年力をつけたマンチェスター・シティ、唯一無敗優勝を達成したアーセナル、最多優勝回数を誇るマンチェスター・ユナイテッド、そしてもう1チーム。どこだかわかりますか。
リヴァプールではありませんよ。
正解は、ブラックバーン・ローヴァーズ。
プレミアリーグ発足当初から見ていた人、コアなフットボールファンならご存知の方も多いはず。実は1994-1995年シーズンに1度だけ優勝しているのです。
このシーズンは、フットボールファンなら一度は見たことがある事件ーー当時ユナイテッドに所属していたエリック・カントナがクリスタル・パレス戦でゴール裏のサポーターに対してとび蹴りをお見舞いしたーーが起きたシーズンです。
ほかには、同年のW杯で活躍したユルゲン・クリンスマンがトッテナムに移籍したり、シーズン中に、前シーズンの得点王でありニューキャッスルで得点を量産していたアンディ・コールがユナイテッドに移籍したりと話題性の高いシーズンでした。ちなみに、当時名古屋グランパスエイトでプレーしていたイングランドのスター、ゲリー・リネカーが引退したのもこの年です。
ローヴァーズはというと、プレミアリーグ設立当初からリヴァプールのレジェンド、ケニー・ダルグリッシュに率いられ着実に力をつけていました。
当時のチームキャプテンは、現アストン・ヴィラ監督のティム・シャーウッド。ボールコントロールに優れたリーダーです。
そして前シーズンにサウサンプトンから移籍してきて大活躍した、エースのアラン・シアラーの相棒役として、前シーズンにノリッジ・シティで得点を量産したクリス・サットンを獲得。これが大当たり。二人だけで49得点をたたき出し、シアラーは34得点で得点王に輝きました。
ルイス・スアレスとダニエル・スタリッジの2トップがSASと呼ばれていましたが、元祖はこちらの二人です。サットンとシアラーでSAS。
ちなみにSASとはイギリス陸軍の特殊部隊の略称です。
シーズン後半から首位の座を守り、最終節、アンフィールドでのリヴァプール戦敗れたものの、2位につけていたユナイテッドがアップトン・パークで行われたウェスト・ハム戦に引き分けたため、勝ち点1差で優勝しました。
このシーズンのプレミアリーグ・マネージャーオブザイヤーにはダルグリッシュが、シアラーは得点王だけでなく、プレーヤーオブザイヤーにも選ばれました。
ちなみに、ヤングプレーヤーオブザイヤーに選ばれたのは、当時20歳のリヴァプールでプレーしていたロビー・ファウラーです。
実はこの1995年、UEFA全体で見ても大きな出来事が起きた年でした。
それは、ボスマン判決。
これにより、EU圏内での移籍が活発になり、戦力の2極化が進みました。現在のお金のあるチームが強いという形も、間接的にはできるきっかけになった一つの重要な出来事です。
それを如実に表しているのが1994-1995シーズンのCLの覇者、アヤックス。
奇将ファン・ハールが率いるチームは、のちに世界に名をとどろかす新進気鋭の若武者ぞろい。決勝ではACミランを1-0で下し、4度目の優勝を果たしました。
翌シーズンもCL決勝まで駒を進めるがユヴェントスにPK戦の末に惜敗。この後、ボスマン判決による影響で主力選手が次々に移籍し、欧州の舞台で目立った成績を上げられなくなってしまいました。
同じように、ローヴァーズも優勝以降は中位以下に位置することがほとんどで、プレミアリーグで目立った成績も残していませんし、現在はチャンピオンシップで戦っています。
今現在のプレミアリーグでは、かなしいかなお金の少ないビッグ5(スパーズもお金はあるが上5チームほどではない)以外のチームが優勝することは、まず不可能でしょう。FAカップやカーリングカップの一発勝負であれば可能性はありますが、長いリーグ戦では無理です。
無理なんだけど、サプライズを期待してしまう。第2のローヴァーズを期待してしまいます。
そんな今だからこそ、アンダードッグ達よ、暴れだせ!!!
それではまた、Cheers~
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